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フィンランドを愛するすべての人へ

フィンランドを代表する窯、アラビアから、独立100周年を記念した特別なマグカップです。ムーミンデザインのマグカップでもおなじみで、使いやすさに定評あるアラビアのマグカップです。底面には、バックスタンプでパターンのデザイン年と名前がプリントされた特別仕様となっています（2017年の限定生産品。）

商品セレクション

●パストラーリ／Pastoraali　デザイン年：1965年

デザインをしたエステリ・トムラ（1920年から1998年）は、アラビアの最も重要な装飾デザイナーの１人です。銅版やシルクスクリーンによるパターン印刷の量産を確立しつつ、手描きの装飾も用いました。こちらのパストラーリのシリーズは、1960年代に製作が始まりました。パストラーリは、「牧歌」という意味があり、上品な青と、細かくびっしりと描き込まれたパターンが特徴的なシリーズです。

●エステリ／Esteri　デザイン年：1973年

パストラーリと同じエステリ・トムラによるパターンです。1960年代から70年代にかけて、アラビアは数々の美しく日常的なテーブルウェアを生み出しました。中でも多くの人々に愛されたエステリ・トムラは、アラビア、そしてフィンランドを代表するデザイナーの一人です。
こちらのデザインは1973年に、アラビア工場の100周年を記念して登場しました。1973年の一年だけ生産されたカップ＆ソーサーの柄がフィンランドの独立100年を記念し限定数で製造されました。
深みのあるブルーが和食器などとも合わせやすく人気の高いデザインです。

●ティムボア／TimBua　デザイン年：1987年

大胆でスタイリッシュなモノトーンデザイン。アメリカのビジュアルアーティストでありデザイナーのハワード・スミスの作品です。1960年にペンシルバニア美術アカデミーに入学し、在学中の1962年にフィンランドへ渡り、数年間ヘルシンキにある応用芸術の研究所でカイ・フランクのアシスタントをしていました。1976年に一旦アメリカに戻り、1984年に再びフィンランドへ渡り、1995年までアラビアで招待作家として活躍します。
ティムボアのパターンは、象形文字からインスピレーションを得たものが多いのが特徴です。こちらのデザインは、もともとは「ドラマー」というシリーズのひとつで、このシリーズにはエキゾチックなネーミングのアイテムがたくさんありました。スミスは1996年からフィンランドのフィスカルス村に移住し、現在もそこで暮らしています。

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