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Myssy、新しいロゴで新しいステージへ
〜フィンランド・ポウトゥアの小さな農場から、世界へ〜
2018年に日本初上陸以来、フィンランドの手しごとのぬくもりを伝え続けてきたMyssyfarmi(ミッシーファルミ)。
当店でも毎年、多くの方が発売を心待ちにしてくださる人気のニットブランドです。
そんなMyssyfarmiから、この秋うれしいニュースが届きました。
それは、ブランドの新しいロゴ発表です。
2025年、Myssyfarmiが今ロゴを新しくする理由や、その背景、そして新しいロゴに込められた想いをじっくりとご紹介します。
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テクノロジーから「人の手しごと」へ
この秋、Myssyfarmiはブランド誕生20周年を迎え、20周年記念コレクション「AW25/26」とともに、新しいロゴを発表しました。
デザインを手がけたのは、フィンランド発の世界的デザインエージェンシー「Proxy(プロクシー)。」
Oura(オーラ)リングやSupercell(スーパーセル)など、世界を代表するテックブランドを手がけてきた彼らが、 今回選んだのは「人のぬくもり」を大切にするMyssyfarmiでした。
見た目の革新ではなく、本質を見つめ直す
長く親しまれてきた木のシンボルに代わり誕生した新しいロゴは、「世界で通じるファッションブランド」というMyssyfarmiのこれからを象徴しています。
けれど、その変化は単なる見た目の刷新ではありません。
それは、Myssyが大切にしてきた本質をもう一度見つめ直すことでもありました。
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MYSSYブランドの核にあるのは、
・産地の確かさ(provenance)
・何世紀にもわたるフィンランドの手仕事の伝統
・そして農村に根ざした美意識
これらがあるからこそ、世界のどこにいても「本物のあたたかさ」を感じることができるのです。
20数年前、スイスでプロのウィンドサーファーとして活動していたヤンネが、 友人のおばあちゃんに教わりながら一生懸命編み上げた、少し不格好な手編みのニット帽。その手しごとのぬくもりが伝わるあたたかさに、ヤンネは衝撃を受けました。
それが、Myssyの原点です。
ヤンネと妻アンナのふたりが始めたこの小さなブランドは、 少しずつ成長を重ね、いまでは世界中で愛されるブランドに育ちました。
今回の新しいロゴには、そんな原点を忘れず、
これからも歩みを続けていきたいという想いが込められています。
フィンランドの小さな町の物語が、ロゴに息づく
新しいロゴのヒントになったのは、1930年代のポウトゥア地方の新聞やクラブハウスの看板文字です。レトロでありながらクールなその文字は、新しいロゴの大きなインスピレーションになりました。
さらに 驚くことに、そのクラブハウスでは創業者アンナの祖父がスピーチを行った記録も残っていました。
過去と未来がひとつの線でつながるような運命的な瞬間。
そこから、新しいロゴが誕生しました。
ほんの少しずれたラベルが教えてくれること
新しいラベルでは、ロゴがわずかにオフセンター(中心からずれて)配置されています。
それは、「完璧でなくていい。自分らしさこそが美しい」というMyssyfarmiの精神を象徴しています。
ひとつひとつ形の違う手編みのニットのように、 私たちもみんな少しずつ違って、それがちょうどいい。
そんな大切なメッセージを、世界に届け続けたいと願っています。
世界をつなぐ「編み物の手しごと」
はじめは数人でスタートしたミッシーファルミのおばあちゃん職人「Myssy Grandma(ミッシー・グランマ)」。
いまではグランマもグランパも集まり、総勢80人以上のコミュニティに広がりました。
また、Myssyfarmiは「編み物」という手しごとを通じて、 世界中の編み物好きやニット愛好家が「ミッシーフレンズ(Myssy Friends)」としてつながることを目指しています。
今回の新しいロゴには、編み物という手しごとを通して、世界中の仲間とより深くつながりたいという願いも込められています。 フィンランドの小さな農場からはじまったこのブランドが、 いまやパリや東京、カナダのショップで愛されているのも、 この「つながる力」があるからこそです。
新しいロゴ、新しいMyssy。
今までもこれからも、変わらないのは「あなたをあなたらしく見せる」という願い。
Myssyfarmiはこれからも、手しごとのぬくもりとともに進化していきます。
どうか皆さまも、Myssyと一緒にその歩みを楽しんでいただければ幸いです。
スウェーデン在住店長 ヨウコ
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